みらっちの読書ブログ

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島で会いましょう【お題:コントローラーが壊れても…やり込んだゲーム】

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今週のお題「やり込んだゲーム」

 

私がかつて最もやり込んだゲームは、以前、過去ブログに書いたこちらなのですが…

miracchi.hatenablog.com

 

近年、熱心に取り組んでいたゲームはこちら。

 

2020年と言えば、流行りましたね。『あつまれどうぶつの森』

www.nintendo.co.jp

 

例にもれず、私も自粛や時短登校時の子供が『フォートナイト』にハマっている傍らで、ハマっておりました。「やり込んだ」というのとは、ちょっと違うかもしれませんが、まあ、かなりの時間、あの島にいました。

 

このブログの「はじめまして」のごあいさつでも書かせてもらいましたが、「みらっち」の名前は「あつまれどうぶつの森」の名前「みらい」を、島民が「みらっち」と呼び始めたことに由来しています。

miracchi.hatenablog.com

 

ハマった理由なんて言わずもがなですが、大人のフレンドがいたことが大きかったかもしれないなと思います。といっても、親友が彼女の息子さんのswitchでやり始めただけなんですけれどもね。

 

Sちゃん。幼馴染の親友です。もう、何十年来のお付き合い。

同じ日本といえど、遠くに住んでいます。

ふだんは趣味に誘い合ったりすることはなく、互いに互いの世界を尊重しています。

 

だから「あつまれどうぶつの森」やらない?なんて誘ったわけではないのに、偶然から「最近ついにやり始めてさー」「えー?私もだよ」なんて話になって、盛り上がらないわけがありません。

 

「あ、じゃあ、今度島に遊びに来て!」

「いいよ~、うちにも来て、来て」

 

と、心は小中学生の少女です。

 

普段はお互い忙しいので、LINEは時々するけれども、頻繁に電話しあったり、しょっちゅう連絡しあうこともないふたりが「何日の何時なら空いてる」「OK、じゃあ何時にね!楽しみ!」なんて約束しあう、新鮮さ。

 

そう言えば子供の頃、そうやって約束して遊んだな~

懐かしさにほのぼのしてしまいます。

 

そしてスマホをつなぎつつ、お互いに島を訪問しあっては、

 

「わー、なんか今日着てる服似てない?」

「うちの島、ついに新しい橋掛けたんだ」

「このアイテム、お土産」

「あ、これまだ無かったんだ、ありがと!」

「ちょっとお店に服見に行ってみていい?」

「エイブル?いいよいいよ」

 

なんてキャッキャ話しているわけで、傍から見たら「オバちゃんたちが、なにやってんだか」となるのでしょうけれども、本人たちはタイムスリップ感半端なく、少女に戻ってひととき憩い、息を抜いていました。

 

ひとたび現実に戻れば、食事の支度、片づけ、掃除、洗濯、仕事、子供の学校、成績、夫、義実家、実家の問題が山積み。それに加えて、先の見えないコロナ禍の不安。

 

子供の生活態度にイライラし、時間に追われて自分のやりたいこともやれずにいる日々の中で、やっとできた時間をなかよしの友達と童心に戻って楽しむのは、素敵な時間でした。

 

普段は通話時間もあわず、日常の些細なことをLINEでちょっとずつ送りあうくらいなのに、「あつ森」では、まるで南の島で実際に会っているみたいな新感覚。

 

いつもは「これはちょっと時間がないし」なんて遠慮している話を思い切り話すことができたのは、ある意味、貴重な思い出になっています。

 

部屋の中でアバター全然動かさず話し込んでいたことも。笑

 

ゲームの中のアバター、「自分の分身」ともいえるキャラクターを、自分に似せる「リアル」派の人もいれば、「こうなりたいな」という人を重ね合わせるひともいて、千差万別だと思います。

 

私は「なりたい人」派でした。

自分とは正反対のヴィジュアルを選択しました。

Sちゃんはどちらかというと「リアル」派。

Sちゃんっぽい感じ。

でも、ゲームの中で会うと、やっぱりお互いに「その人」なんです。

子供のころから知っている「その人」。

ヴィジュアルなんて関係ないなと思いましたが、逆にゲームの中で知り合ったとしたら、もしかしたらギャップがあるんだろうなと感じました。

 


そもそも、南の島というのがいいです。

音を出す設定にしていると、浜辺にいるとずっと波の音がしています。

(そのせいか、しょっちゅう、寝落ちしていました)。

 

私は「釣り」が大好きなので、普段はたいてい、魚を釣っています。

ゲームに入ると、さっ、釣り釣り!という感じで、竿を取り出します。

 

ゲームの中の「みらっち」はいつも竿をかついでいて、まるで浦島太郎。笑

 

最初は釣るタイミングを合わせるのが難しくて「なんだこんなゲーム」と投げ出したくなっていましたが(笑)、慣れたらもう、釣りしかしたくない!感じに。

 

魚を高値で買ってくれるビーバーのジャスティン君をいまかいまかと待っていて、彼が島に来るのを目指してひたすら魚を釣っていました。

 

ただ、始めた時期の季節がずれていたのと、あまりちゃんと調べずに闇雲に釣っていたのもあって、なかなか「お魚全種類コンプリート」ができず、だんだん焦れてきてスマホでしらべたところ、今年の春になってその魚が

 

12月まで釣れない😨

 

ということが判明し、それから一気にやる気をなくした私です。

 

しかもその魚が釣れなくなる2日前にわかりました…

2日間、ものすごーく、頑張ったんですけどね…ダメでした…

 

ちなみに、息子と共有で使っていたswitch。

 

2020年中に、コントローラーは3度壊れました。

 

息子だけがゲームをしていたのならおそらくそう簡単に替えを購入したりしなかったと思いますが、Sちゃんとの逢瀬があるので速攻レベルの速さでコントローラーを購入しました。

 

学校が通常に戻ってからは(最近はまた、不穏ですが)、Sちゃんもめっきり忙しくなり、お互いにゲームの待ち合わせをすることも、できなくなりました。

 

本当にひとときの、バカンスだったなぁ。

いまごろ「みらっち」の豪邸(魚釣りで豪邸を建てた)には、ゴ〇〇リがいっぱい出てるんだろうなぁ。

 

「ちょっと、フォトナしすぎ!」と注意してばっかりいましたが、最近、めっきり壊れないところをみると、原因はフォトナじゃなくてあつ森だったんじゃないかと…

 

ちょっと息子に言えません。

 

うん。親ってね。勝手なものよ。