みらっちの読書ブログ

本や映画、音楽の話を心のおもむくままに。

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年末年始ドラマ三昧

 

こんにちは。

みらっちです。

 

お正月、いかがお過ごしでしたか。

 

昨日から大奥も始まりました。

 

「吉宗」らしく、

馬に乗って浜辺を走るという

暴れん坊な登場にムネアツでした。

 

なかなかに原作に忠実で

衣装も絢爛豪華。

冨永愛さんもりりしく格好良く

とてもいいスタートだったと思います。

 

ところで、私にとっての年末年始は

佐藤健三昧と言ってよかったように思います。

あ、私が選んで

佐藤健さんのドラマを観ていただけですが。笑

 

年末は『天皇の料理番』。

年始は『恋はつづくよどこまでも』。

 

佐藤健さんは、私の中では『電王』の良太郎。

電王が出世していく様を見つめてきました。

 

『恋はつづくよどこまでも』は2020年のドラマ。

3年前、リアルタイムで観ていた人から

 

『恋つづ』いいよ~キュンキュンするよ~

 

と言われていたので、ぜひ一度は

観てみたいと思っていたのですが。

 

ああこれ、『いたずらなKiss』じゃん。

 

そう思って検索欄で「ポチッとな」してみましたら、

やはり。ありました。

『恋つづ』と『いたずらなKiss』が似すぎてる案件。

 

みんな思うよね。

 

『いたずらなKiss』は1990年から

『別マガ(別冊マーガレット)』で連載していた

多田かおるさんの漫画。

1999年春に、作者の多田かおるさんが

連載中に急逝し、未完のまま終わっています。

 

多田かおるさん、

大理石のテーブルに頭をぶつけてしまったのが

亡くなる原因だったとのことで、

そのことを知ったときは、

まさかそんな…!と衝撃を受けたのを覚えています。

 

『恋つづ』と『いたずらなKiss』が

あまりにも似ているので、

正直『恋つづ』にあまり感情移入できませんでした。

 

「お話が似てる」と

ブログなどで書かれているかたがたは

あまりの類似に

作者が亡くなっているのにひどい、

ショックで嫌な思いをした

と書いている方もいました。

 

創作物というのは、知らないまま

思いがけず似てしまうことはあると思うのですが

『恋つづ』原作の漫画家さんがまさか存在を

知らなかった、ということはないと思うので

疑問に思う気持ちもわからないではない

と思いました。

 

そんなわけで、『大奥』読み直しの前に

『いたずらなKiss』を読み直した私。

 

リアルタイムの連載時は

私はもう20歳を過ぎていました。

 

当時『別マ』派のみなさんが

大絶賛している漫画というのは

知っていましたが、

ちょっとオトナな振りをして

ちゃんと読んだことがありませんでした。

 

その後、中年になってから読み直したのを、

さらに読み直したわけですが。

 

これ以上はないというくらいの王道少女マンガに

久々にまた夢中になれました。

 

ちょっとおバカでお間抜けで天然な女子高生が

学校で1番のエリート男子に恋をして、

その恋を貫くお話。

 

エリート男子、入江くんは外科医になり、

ただ「一緒にいたいから」という理由だけで

彼を追って看護婦になる主人公、琴子。

 

ラブコメなので

ハチャメチャな出来事ばかり起こるのですが、

結局は最後に入江くんが琴子にキスをして終了。

それがエンドレスリピート。

 

うん。

なんか、漫画だからいい気がしました。

ドラマでは、入江くんの良さが伝わらない。

 

ドラマは、もう途中から

「佐藤健は入江くんじゃないんだよな」

としか思えなくなっていました。

 

あ。

『恋つづ』の原作は

『いたずらなKiss』じゃないんですけどね。

確かに、混同するくらい似ています。

 

ひるがえって『天皇の料理番』は

佐藤健じゃないとダメだと思いました。

料理以外には不器用で、

癇癪持ちで人の気持ちに鈍感で

我が強くて意地っ張りな性格の主人公を

少年から中年まで見事に演じていました。

 

さて、私はアニメ以外のドラマを

よっぽどじゃないと観ないので

こうしたお正月の特番はいい機会です。

 

サブスク配信では、アニメや、

超大作の中国ドラマなどを観てしまい

なかなか日本のドラマを

観る気持ちになれません。

 

特に恋愛ものがあまり好みではなく、

ミステリーやサスペンスもいまひとつ。

 

どちらかというと

ファミリードラマや

笑える要素満載のコメディが

観たいと思います。

親子もの、動物ものは

ついつい観てしまいますが、

歴史ものは好き嫌いが別れ

時代劇はあまり好みません。

 

でも、新春時代劇の『一撃』は

面白かったです。

久々にクドカン作品で

「おーっ、いいねー!」

と思いました。

 

それと、どういうわけか

ちらっと観てから取り憑かれたように

観てしまった『壬生義士伝』。

 

2002年の10時間ドラマです。

浅田次郎原作、渡辺謙主演。

豪華俳優さんたちの競演が見ものでしたし

もう亡くなってしまった俳優さんたちを

沢山観ることができました。

 

それとおまけで

ずっとお正月特番で放送がなかった

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。

前回のスレッダが衝撃で!

観てた方、いらっしゃいますか?

 

今回の『水星の魔女』は

音楽もいいし、女性が主人公だし、

いろいろな意味で興味深く

楽しみに見ていたのですが

次第に

『ゼータガンダム』のカミーユ風味が

加わってきたな、と感じていたところ

今回のスレッダのまさかの行動に

度肝を抜かれました。

 

すみません。

ガンダムご存じない方には

全く意味不明の事かと思います。

スルーしてください。

 

さて、最近

感動の涙を流すのも

心の健康のためには良いらしい

という話を聞いたので

そのうち

泣けると評判のドラマでも

観てみようかなと思っています。

 

みなさんは

近年で泣けるドラマといえば

何がイチオシですか?