こんにちは。
先日の映画つながりで、小学生~高校生の時にテレビ放映で観た映画をいくつか。
まずは『タワーリングインフェルノ』。
ポール・ニューマンとスティーブ・マックィーンダブル主演の、超高層ビル火災を描いたパニック映画です。
1970年代って、とにかくパニック映画が流行ってました。『ポセイドン・アドベンチャー』とか『大地震』とか。『ポセイドン・アドベンチャー』も面白かったんですが、とにかく小中学校時代に間違いなく最多で放映されていたのがこの『タワーリングインフェルノ』だったんじゃないかと思います。
この映画で、ポール・ニューマンとスティーブ・マックィーンを知り、その後自分でレンタルビデオから借りて来る年齢になってから、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのコンビの『スティング』『明日に向かって撃て』なんかを観ました。ロバート・レッドフォード大好きでしたが、まずはポール・ニューマンありきでした。とにかくさかのぼれば、『タワーリングインフェルノ』がそもそもの始まりだったと思います。
スティーブ・マックィーンは『タワーリングインフェルノ』の時点で40代、渋くって、もうメチャメチャカッコよかったのですが、その後映画界から遠のき、数年後に50歳の若さで亡くなっています。なのであの時点で晩年に近かったんですね。彼が人気絶頂の若い頃の西部劇時代を、あまり知りません。レンタルビデオ店でも『大脱走』くらいしか、観ることができなかった気がします。
しかし実は『タワーリングインフェルノ』時点でポール・ニューマンも50歳近い年齢で、子供の頃の私の意識の中ではスティーブ・マックィーンのほうが年配のイメージがあったので後で驚きました。ポール・ニューマンはロバート・レッドフォードと組んだアメリカン・ニューシネマの印象が強くて、スティーブ・マックィーンは西部劇の印象が強く、活躍の場がちょっと違っていたんですね。
「映画って面白いな」と思ったのも、この映画が初めてだったかもしれません。割と早めに寝なきゃいけない家だったので(笑)、日曜映画劇場などで映画をまるごと観ることができるようになったのは高学年の、五年生とか、六年生になってからだった気がします。
そのほかに、楽しみにしていたのは大晦日からお正月にかけて放映される、ジャッキー・チェンの映画です。
1970年代は、香港映画もまたブームで、お正月はジャッキーの映画が毎年のように放映されていました。これがまあ、楽しみで楽しみで。お正月だけは、寝ないでテレビを観ていてもいいわけです。特に『酔拳』が大好きでした。
この『酔拳』は、レンタルビデオにも配信にもどこにもなくて、『酔拳2』しかないんですよね。なんでかわかりませんが。『酔拳2』はさほど面白くないんです。これもどうしてかわかりませんが。とにかく『酔拳』をもう一度観てみたい、と願う私です。
『キャノンボール』というハリウッドと香港の合作映画もジャッキーが出ていたからなのか放映されていたような記憶があります。死ぬほどくだらなかった気がするのですが、子供の私はゲラゲラ笑っていたような気もします。中身はまったく覚えていません。
中学時代か高校時代だったと思うのですが、ゴールディ・ホーンが好きだったことがあって、『プライベート・ベンジャミン』が好きでした。その他の作品をほとんど記憶していないし、『プライベート・ベンジャミン』の内容もあまり覚えていないのに、なんでだかゴールディがことのほかお気に入りだったんですよね。表情が豊かなコメディエンヌで、すっごく可愛い人だと思ってました。
中高生のころワクワクして観ていて、大人になってから観てみたら驚くほど面白くなかったのがこちら、『フィラデルフィア・エクスペリメント』。
戦艦ごと時空を超える実験という話です。「フィラデルフィア計画」という米国のステルス実験をモチーフにしていると言われています(現在の公式見解は都市伝説)。ストーリィよりもなによりも、あまりにも当時のCGというか特撮が古く感じてしまいます。主人公を演じたマイケル・パレもすごくかっこいいと思っていたのに、大人になってから観たらそうでもなくて…とにかく残念感が半端なかった映画です。
同じ戦艦が時空を超える話としたら『戦国自衛隊』も結構頻繁に放映されていたように思います。
こちらも何度かリメイクされていますね。
私がテレビ放映でよく見ていたのは1979年版です。千葉真一さんが主演で、夏木勲さんや渡瀬恒彦さんが出ていて、薬師丸ひろ子さんが子役のチョイ役(武士の役で、子供じゃないか…と言ってるとやられて死んでしまう役…敦盛的な??)でした。
当時、スタントマン養成所のJACと言われる千葉真一さんの主催したジャパンアクションクラブの俳優さんたちがよく映画やドラマに出ていました。真田広之さんとか、志穂美悦子さんとか。この映画もJAC10周年記念映画だったようです。
そしてまたカドカワ映画も全盛でした。薬師丸ひろ子さん、原田知世さんなどはまさにその申し子、アイコン的存在だったと思います。
最後になにより忘れてならないのが、これ。『スター・ウォーズ』シリーズ。
いやもう、これは絶対外せない金字塔。人生に食い込んでる映画です。1983年がエピソード4のテレビ初放映だったようです。とにかく好きなタイプを聞かれたらブラック・ジャックかハン・ソロって答える時代がありました。いや、今も好きですけど。ハリソン・フォード大好きでした。ハリソンというよりハン・ソロが。まあでも『インディ・ジョーンズ』シリーズも大好きだったし、『ブレードランナー』、『刑事ジョンブック』などなどその後もとにかく彼の映画を観ました。すっかりおじいちゃんになった今もよくやんちゃしてる俳優さんですよね。事故にもよく合うし、怪我もするし。
2020年に『インディ・ジョーンズ』の最新作が出るとかでないとか噂がありましたが、どうなったんだろう…
さて『スターウォーズ』。特にエピソード6が好きです。ハン・ソロの愛機、ミレニアム・ファルコン号が大活躍だし、チューバッカ頼りになるし、ランドいいやつだし、ハン・ソロとレイア姫が結ばれて、ルークの師匠のヨーダやオビワン、アナキンも現れて大団円だし。
その後、大人になってからエピソード1~3、エピソード7~9が制作されるのですが、やっぱりどんなに映像技術が発達して美しく素晴らしくなっても、最初のあの感動を超えるものがない、というか。まあ、6があるからのんびり観てられる、というか。笑。親子で、世代をまたいで楽しめたのも良かったですね。
実は、最後のエピソード9だけ、観ていないのです。息子と夫は観に行ったのですが、私はなぜか観ていないんですよね…まあおいおい観ようと思います。笑
さて、タイトルの「テレビ放映時のハン・ソロの声優さんは誰」ですが、1985年日本テレビ放送時は村井國夫さんだったようです。村井さんは長年、ハリソン・フォードの吹き替え声優さんを勤めていらっしゃいます。確かに字幕版で観てもハリソンの声と違和感ないのが村井さんのような気がします。1983年フジテレビ放送時が誰だったかわかりません。中学の時は一度『スターウォーズ』を観ていると思うんですよね(1985年だと私は高1)。記憶違いで、最初に観たのが村井さんだった可能性もあり。
テレビ放映は吹き替えなので、声優さんのイメージも大事ですよね。