みらっちの読書ブログ

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思春期 VS 更年期【お題:叫びたい!】

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今週のお題「叫びたい!」

 

こんにちは。

 

10周年特別だけではなく、週のお題も粛々と進行するのですね。

 

叫びたいこと。

そうですね・・・

今回の私の場合は、「叫びたい」という常日頃心に溜めておいた気持ちを吐き出すのとは、少し、違います。

 

叫ばなくて済むのなら叫びたくないのだが、叫んだことによってさらに心の中で悲鳴を上げた、というお話。

 

なんのこっちゃ。笑

 

実を言うと、既に日々、叫んでおりまして。

 

起きなさーい

勉強しなさーい

いい加減にしなさーい

早くしなさーい

 

バリエーションも豊富で、シチュエーションも枚挙にいとまがありません。

 

それ以上に頭から湯気が出るような口答えに遭遇した時は、

 

あんた、何やってんの!

いい加減にしなさいよ!

 

みたいなことに徐々にヒートアップ。

 

息子は、大声で叱ったところで改心することなどありえない、思春期ど真ん中。

にもかかわらず、カッとしてつい、叫んでしまう更年期真っ只中のワタクシ。

 

正直もう嫌です。叫ぶ自分も嫌です。何もかも嫌です。

 

しかし遠方の両親は、

 

声を出すだけいいじゃないの

叫ぶ相手がいるなんて幸せだよ

叫ぶことがあるなんて、今だけじゃない

 

と、超ポジティブシンキング。

あえて、叫びを楽しめ、と?

 

まあまあ、そのうち叫ぶこともなくなるよ

寂しいくらいだよ

 

それもそうかな、と思う反面、大声を出す自分に虚しさから自己嫌悪に陥る毎日。

 

夏の終わりころでしたでしょうか。

 

うっかり窓が全開であることを忘れて、最大ボリュームで息子を叱り飛ばしてしまいました。

 

ハッ!と窓全開に気づき、赤っ恥をかいたと慌てて窓を閉めました。

その時は怒りの興奮冷めやらぬこともあり、

 

「まあ、良くあることだし、世間様もさして気にしないだろうし、きっとすぐ忘れてしまうだろう。次は、窓は閉めてから叱ろう。気をつけなくちゃ」

 

と思って平気を装い、私自身もすぐそんなことを忘れてしまいました。

 

月日は流れ。

 

秋口のある日、ゴミ出しの帰りに我が家の下の道路にいたところ、ガラガラッ!と何階かのベランダの網戸と窓が開き、男性の声で、おい!と一瞬、声が響きました。

 

部屋にいるお子さんを軽く叱った声のようでした。

 

しかし私は、その声が路上にあまりに響くことに驚愕

 

マジか!

こんなに聞こえるのか⁉️

 

今の絶対、普通の声だったよね。と、言うことは、あの時の私の声、おそらく内容までくっきりハッキリ響き渡ったよね⁉️

 

きっかけはつまらない(いつもの)ことだったと思いますが、あの日わたしは息子の言動にかなりキレていて、割と詳細な思いの丈をぶちまけたような気が…

 

ィィー‼️

 

そのときの内心の悲鳴は、ほとんど「ムンクの叫び」。

 

教訓。

子供を叱る時は、くれぐれも近所迷惑にならぬよう、窓を閉めよう。

 

 

叫びたくなったら、窓を閉めて回れば、冷静になれて一石二鳥かも?

換気のためにも、いっそいつも窓を開けてたら、叫ばなくて済むんじゃ?

 

しかし、今日から11月。

夏より確実に窓を開ける回数は減っています。

 

まだしばらく、私のむなしい叫びは部屋中にこだましそうです。

 

てか、窓閉めてても聞こえるよねこれ。

 

「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマがありましたが、本当の緊急事態でもない限り、叫ぶは恥だし役に立たない。

 

わかっちゃいるけど・・・

 

あの日以来、できるだけ大声で叱らないように頑張っておりますが、あのときのことは、思い出すだけで穴があったら入りたいです。

 

ぃぃぃ~