こんにちは。
打首獄門同好会が昨年11月に、いつのまにかミニアルバムを出していました。
あ、打首獄門同好会って、バンドです、ロックバンド。
バンドの名前だけ聞くと、なんじゃこりゃ!BlackでDangerなバンドなんじゃ?
と思われるかもしれませんが、そんなこたーない。上のサイトから「バンドの歴史」を見ていただければどんなバンドかわかると思います。
このバンドとの出会いは、こちらの曲でした。
「布団の中から出たくない」。
Twitter発のキャラクター、コウペンちゃんとのコラボ。コウペンちゃんが可愛くてたまりません。上記サイトのバンドの歴史で「名前はアレだし音もアレだが内容はユルい」「歌詞はわりとノンフィクション」と書いてある通りです。
今回出たアルバムの曲は「コロナウイルスが憎い」。まだ出たばかりのせいかYouTubeで公開していないみたいです。
我が家、親子でハマっています。
息子が好きなのはこれ。
この路線、明らかに私がかつて辿ってきた「爆風スランプ」「米米CLUB」の流れ。最初に「布団の中から出たくない」を聴いたときに「おおお、これは!なんか懐かしい気がする!昔ハマった彼らの曲を思い出す!」と思いました。
↓こちらの曲は実際に「米米CLUB」さんの曲を一部引用していて、「米米CLUB」さんからも許可をもらっていてお墨付き。曲自体は、うーん、私はコウペンちゃんの方が好きです。笑。
「生活密着型ラウドロック」というだけあって、ヘドバン全開、大音量でちょっとハードな感じの曲調が多いのですが、とにかく歌詞がユルい。ユルいけれども「あーそうなんだよ、そうなんだよぉぉぉ」と言いたくなる曲がいっぱい。
なんと結成から15年経っているとのこと。
すみません、昨年まで知りませんでした。
コミックバンド、というのともちょっと違う。かといって純血のハードロック系かと思うとまた違う。のらりくらりしてつかみどころがないけれども「本音」「内心」みたいなところを超ストレートに表現してくれて気持ちいくらいです。
ベースの女性が還暦を過ぎていたり、結構驚くことの多いバンドでもあります。
ベースのJunkoさん、めちゃくちゃパワフルな方のようです。
しかしやっぱりですね、この名前がですね、いまひとつ言霊的によろしくないんではないかと思わなくもないですね。「打首獄門同好会好きなんだー」ってなんか、言いづらいですもん。なんか、やっぱり、なんか。スミマセン。
でも気がつくと口ずさんでいたりします。なんだか元気が出てきます。
「はたらきたくない」という曲は、なんかもうね、魂の叫び?が秀逸です。
仕事してるしてないに関わらず、更年期にはね、こういうのありますよ。
「ゥヴァ~」って地の底から唸りたくなる朝がある。
働く以前に、身体が動くのか?動かせるのか?みたいな朝が。
でもようやく起きて、なんとか一日が終わって、寝る前に、
「はたらきたくないねー、でもはたらいたよねー、はたらきつかれたねー、ゆっくりやすむよねー、明日がまた来るねー、どんな日になるかねー、いい日だといいよねー、ワクワクしたいよねー」
と畳みかけられるように締めくくられると、うん、まあ、がんばろっかな、明日も。という気持ちになります。
コウペンちゃんゲスト出演の曲ではほかに「なつのうた」というのもあり、こちらも楽しいですよ。