今週のお題「最近あったちょっといいこと」
以前、「好きなスポーツ」のお題の時、このように書いたワタクシですが……
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縄跳び、買いました。
ところが、もう、飛ぶ体力すらなかったのです。
この2年の積もり積もった、積み重なった運動不足はこんなにも深刻だったのか、と愕然としました。
これはいかん。
なんとかしなければ。
そう思って、「これまで続いた運動」というのを思い返してみたのですが。
なんか、あったっけ……?
思い返しても、途方に暮れるばかり。
なんにも続かない人の見本みたいに暮らしてきたんだなぁ、としみじみ思いました。
しかし。
神は私を見捨てなかった。
人生で最も痩せていた時にしていたことを思い出したんです。
それは、「階段」。
そう。普通に、階段です。何の変哲もない、マンションの階段。
エレベータがないマンションに暮らしていたので、その当時はどんなに大荷物であろうと、階段を使って生活していました。
子供の習い事や何かで、一日に何度も階段を往復していたし、しまいには駆け上がってさえいました。
そうだ。まずはエレベータをやめてみよう。
そんな単純なことを思いついて、かれこれ1週間ほどなんですが。毎日の生活の中でできるだけ階段を使うように心がけました。
外出先でも、エスカレータやエレベータを使わないで、ひたすら階段。
最初はヒーハーと「ワンピース」のエンポリオ・イワンコフのごとくに肩で息をしていたのですが、割と短期間で、階段を登り切っても、息切れしなくなってきました。
これが最近の「ちょっといいこと」です。
以前、朝の番組で90歳の現役フィットネスインストラクターのタキミカさんの特番をやっていて、その時にタキミカさんが
「私の場合はすごく楽しくって、ハマってしまって、(中略)だんだんきれいになっていくじゃないですか。そうすると自分でも楽しくなってきて、やめるっていうことは考えない。もっとすばらしくなりたいという欲が出てくるんですよ。
と言っていたのがとても印象に残っていました。
いやぁ、そんなβエンドルフィンとかドーパミンが出るみたいな報酬系のものなのか、キンニクというものは?と懐疑的だったのですが、たかが「息切れしなくなった」というそれだけで、「嬉しい」と思った自分がいて、ちょっとビックリしています。
しかし実際、65歳から運動を初めて、90歳で人に運動を教えていらっしゃるタキミカさんには尊敬の念を抱きます。
さすがにそこまでにはなれないと思いますが、たかが階段、されど階段。
始めて三日ほどは、息は切れるし、足が上がらないし、夜は腿や脛が張ったり攣ったりしていましたが、たった1週間でも身体って変わるのかな?と思いました。
膝と腰が無事なうちは、階段フィットネスで頑張ります。
別の日、またアサイチで(ってなんで朝はNHKかというと、CMが入ると、何時だかわからなくなってしまうので、時計代わりなのです)滝沢カレンさんが青竹踏んでる姿を見て、今度は、家の中で眠っていた「青竹踏み」を探し出しました。
踏もうと思って上に乗ろうとしたら、乗れませんでした。
足が衰えすぎてたんでしょうね。
とりあえず、まずは椅子に座った状態で踏んでいます。それでもムチャクチャ痛い!いったい、どうなってたんだ、私の足の裏は??
そう言えば、こんなご時世になる前に行ったフットマッサージ屋さんで「足の甲や裏に筋肉がほぼありませんね」と言われたことがあったっけ……
ちょっと、ゴロゴロ刺激するところがついている青竹なので、座っている時はそれをフミフミしています。
いつかその上に立って、
立った!クララが立った!(古い……)
みたいになるつもりです。
なんか……
なんか……
あれぇ?
縄跳びするはずでしたよねー?
いやいや、最初は地道な一歩から。
もしかしたら「ちょっといいこと」を積み重ねていくと、だんだん運動が楽しくなっていくのかも?などと思っています。
まさにオペラント条件付け*1。
レベル低いけど、運動のために身体を動かそうと思っただけでも、進歩、と思うことにします。
*1:ある行動が「強化」されることで自分から学習するようになること。この場合は「正の強化」