みらっちの読書ブログ

本や映画、音楽の話を心のおもむくままに。

ノンフィクション・ドキュメンタリー

コロナ禍、何を読んだか、何を読むか vol.2【日本古典と感染症/ロバート・キャンベル編】

こんにちは。みらっちです。 コロナ禍、何を読んだか。何を読むか。 2019年~2021年に読んだ本のまとめ、第二弾です。 この状況下で起こっていることに興味があり、できるだけ事象に関連したり、学ぶことができる本を読みたいと思っていました。その記録にな…

愛犬が教えてくれたこと【人生をいじくり回してはいけない/水木しげる お題:記憶に残っている、あの日】

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 こんにちは。 もうすぐ、愛犬の命日です。 外国で死んでしまいました。 避けられなかったあの日を思うと、今でもとても辛いです。 「記憶に残っているあの日」。 入院することになって「じゃあいく…

好奇心を持ち続けること【臨死体験/立花隆】

こんにちは。 先日、立花隆さんが亡くなられました。正確には、4月に亡くなられていたとのこと。 「知の巨人」の不在に寂寥を感じております。 立花さんの『臨死体験』が今、手元にあります。 亡くなられた、と聞いたとき、この本のことを真っ先に思い出して…

国家が子宮を支配する①【中国「絶望」家族/メイ・フォン】

こんにちは。 今朝、たまたまNHKで米国の中国からの養子問題について取り上げていたので、こちらを出すときが来たかな、と思いました。蔵出しです。 【中国絶望家族「一人っ子政策」は中国をどう変えたか/メイ・フォン著・小谷まさ代訳/2017】。原題は【On…

そのタブレット、使っていますか?【テクノロジーは貧困を救わない/外山健太郎、訳:松本裕】

こんにちは。 テクノロジーと教育、第2回。 前回のオードリー・タン氏の言葉に「テクノロジーは人間の持っている価値をエンパワー(増幅)する」という言葉があったことに驚きました。ちょうど、この『テクノロジーは貧困を救わない』を読み直したばかりだっ…

オードリーと言えばヘップバーンの時代は終わった【Auオードリー・タン 天才IT相7つの顔/アイリス・チュウ/ 鄭仲嵐 (共著)】

こんにちは。 たまたま「テクノロジーと教育」に関する本の感想が溜まってきたので、シリーズ化して書き残しておこうと思います。今回は第1回。 先日実家との電話で「新聞に台湾のオードリー・タンという人が載っていて、ご両親が『窓際のトットちゃん』を…

そういえばハリーポッターの「名前を言ってはいけないあの人」も途中から普通に名前を呼ばれてた【生理用品の社会史/田中ひかる】

こんにちは。 先日、NHKのニュースを観ていたら、貧困のため生理用品を買えずに困窮する若い女性のことを取り上げていました。Twitterでも、母親のネグレクトや父子家庭で父親と話せないなど家庭の事情で、生理用品を切りつめながら暮らす少女がいるというこ…

実録と創作どちらも怖い 後編【羆嵐/吉村昭】

前編からの続きです。 miracchi.hatenablog.com 木村さんのノンフィクションから触発されて作家・吉村昭さんが執筆したのが『羆嵐(くまあらし)』(単行本初版は昭和52年、文庫版の初版は昭和57年)です。作品の最後に、著者が木村さんの著書を参考に、木村…

実録と創作どちらも怖い 前編 【慟哭の谷/木村盛武】

こんにちは。 突然ですが、この地球上で最強の動物って、なんだと思いますか? ネットで検索したら、 1位 ゾウ 2位 キリン 3位 サイ という結果でした。意外。ゾウはわかるけど、キリンって。 しかも全部草食動物じゃないですか。 あと、ヒクイドリ、とい…

【戦争は女の顔をしていない/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ】

こんにちは。 【戦争は女の顔をしていない/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ】 ベラルーシのドキュメンタリー作家が500人以上の従軍女性にインタビューしたドキュメンタリー文学作品です。ソ連(ロシア)では100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医…

【孤塁 双葉郡消防士たちの3.11/吉田千亜】

こんにちは。 ずっと読みたかった本を、やっと読みました。 2月か3月頃、確か新聞で広告を見たのです。 それで書店に行きましたが、書店には置いていなかったので、Amazonを調べましたが、在庫がない、と。売れているからかな、と思い、書店をいくつか探しま…